PERMAS 1位 Rigid Body Mode Errorとその回避方法
静解析の実行時における代表的な計算停止要因にRigid Body Mode(以下RBM)があります
PERMASでは拘束定義を持たない要素に対して、バネによる支持を必要とするため初回実行時には多くの場合、RBMにより計算が停止します
RBMが検出された場合は.resファイルに以下のようなエラーメッセージが出力されます
ここでは、このRBMを回避する為のバネ要素定義方法についてご説明します
.resファイルのエラーメッセージの直後に、下記のようにRBMに関する情報が書き出されています
Maximum(正規化された変位量最大値)の行で値が1.0となっている節点(ID=6000004)にRBMが発生していることがわかります
⇒ ここで得られた節点に対してバネ要素を作成していきます