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VisPER 1位   Rigid Body Mode Errorとその回避方法

静解析の実行時における代表的な計算停止要因にRigid Body Mode(以下RBM)があります
PERMASでは拘束定義を持たない要素に対して、バネによる支持を必要とするため初回実行時には多くの場合、RBMにより計算が停止します

RBMが検出された場合は.resファイルに以下のようなエラーメッセージが出力されます

 *E* 366/0113 Illegal number of Rigid body modes (***) for a static analysis

ここでは、VisPERでRBMを事前に検出し、バネ要素を自動作成する手順をご説明します

WizardsメニューからContact(CaWizard)を選択します

②Contactのダイアログが立ち上がりますので、右下のRBM Assistantをクリックします
Contact(CaWizaed)

⇒ RBM Assistant は Disconnected Mesh RegionsContact Bodies の2つのタブで構成されています

まず、Disconnected Mesh Regions タブで以下の操作を行います
Rigid Body Mode Assistant_01

-DMR Table- バネによる支持が必要な箇所がリストアップされます
-ALL- リストアップされたものを全てAllをクリックして選択状態にします
-Process- 選択したものに対し、Processをクリックしてバネ要素を作成します

次に、Contact Bodies タブで以下の操作を行います
ここでは、接触定義をもとにバネ要素を必要とする箇所を検出します

Rigid Body Mode Assistant_02

-Detect Contact Body Candidates- バネによる支持が必要な箇所を検出します
-Contact Body Handling Table- 検出された箇所がリストアップされます
-ALL- リストアップされたものを全てAllをクリックして選択状態にします
-Process- 選択したものに対し、Processをクリックしてバネ要素を作成します
-Done- 上記の手順が完了したら、このプロセスを終了します

要素の追加を確認するには…

ModelメニューからModel Infomationを選択します
Model Infomation

Elem Typeを展開すると、モデルに含まれる全ての要素タイプが表示されます
バネ要素(CA1ZERF3,X1STIFF etc)が追加されたことがわかります
また、全節点/要素数やセットなどの情報もここで確認できます

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